これから目指す主な活動内容

事務局(桜クリエ)を拠点・核として、観光・地域振興に関して、地方を拠点に特色ある取り組み地域社会を行っている実践者・研究者の、既存の枠組みを超えた全国的ネットワーク、国際的ネットワークを構築すること。分科会、セミナー、研究会等の開催を通して、各地域の実践経験や情報を蓄積・共有し、世界に向けて発信し、地方が直接世界とつながることを支援すること。

 

①桜クリエでの総会開催(年一回開催)

研究者、自治体関係者、企業関係者、コンテンツ関係者など、幅広い階層のみなさんが一堂に会し、学会が取り上げるテーマや課題について、肩書きや年齢、立場を超えてフラットに議論できる場を、年に一度設けます。また学会に寄せられた論文や研究成果などを発表する場として位置づけます。

 

②学会誌「間野山研究」の発行(年一回)

学会に寄せられた論文や研究成果などを、学会で選出した編集委員会による確認を経て掲載します。学会活動で得た知見を広く一般に還元することを目的としています。会員の寄稿、各地の取り組み報告、セミナー・研究会録を中心に編集し、会員に無料で配布します。

※事務局(PARUS)の電子書籍レーベル「PARUBOOKS」から、電子版・PODでの刊行(有料)も検討します。

 

③桜クリエでの分科会カンファレンスの定期的な開催

『サクラクエスト』が取り上げた、観光振興・地域振興のテーマ別に分科会を設け、会員にはそのどれかに必ず所属してもらいます。そのテーマについて『サクラクエスト』の映像素材なども活用しながら、学会内外の人たちが議論や交流を深めるカンファレンスを開催します。

(現在設置している分科会)

・観光まちづくり委員会

・国際交流委員会

 

④「間野山研究学会」レーベルのブックレットシリーズ刊行

分科会、セミナー、研究会等の成果を、ブックレットとして「PARUBOOKS」から連続刊行(有料)することを検討します。

 

⑤学会や会員による取組や知見の共有

ホームページなどを通して、会員間の情報交換を促進(会員限定)するとともに、メールマガジンの配信などを通じ、会員の取組などを広く発信・シェア(公開)します。

 

⑥会員限定のアーカイブの整備

桜クリエ内に資料室を開設し、関連資料の収蔵を図るとともに、会員に公開することを検討します。

 

⑦「間野山トレイル」の継続的な開催

北海道大学観光学高等研究センター・南砺市・PARUSの三者包括連携の一環として、文化資源調査・フィールドワーク・ワークショップなど2年の歳月をかけ開発された、桜ヶ池エリアのトレイルコース。桜クリエをコア施設とし、砺波平野を見渡す丘陵に広がり、人々の暮らしが息づく美しい田園・里山などの文化的景観を、地元時間でゆっくりのんびり歩く観光ウォーキング企画です。本学会ではこの企画を「間野山トレイル」と名付け、中心になって運営・普及していきたいと考えています。

まず「サクラクエスト」の重要なロケーションモデルとなった桜ヶ池エリアから企画をスタートさせ、将来的には南砺市全域へと「間野山トレイル」を広げていくことも検討します。間野山市と姉妹都市提携を結んだ南砺市ならではの取組として、桜ヶ池エリアや南砺市を訪れるアニメファンにとどまらず、多くのみなさんに楽しんでいただけるアクティビティに育てていきたいと思います。